ひこべえビジュアル
甲冑魅力

まず甲冑について、一番身近にいろいろな書物等で目にするのが、「カブト」だと思います。「カブト」は、頭を保護する役目を持つと同時に、最も武士の存在感を示す部位です。丸みをおびたもの、角張ったものなど様々です。曲げたり、削ったり、ヤスリで磨いたりと、その人の特徴を出します。

兜編

眉庇(まびさし)

「まびさし」といい、額を守ったり、日差しや雨を避けるための部位。

兜編

立物(たてもの)

「たてもの」は、その武士の存在を示すための重要な部位。派手な装飾物はあまりにも有名。

兜編

吹返

「しころ」と同じ役目。模様は手塗りでの仕上げ。

兜編

錣(しころ)

後頭部から首筋を守る部位。

兜編

甲冑用のひもを、錣と錣の間に通していく。この作業をしっかり行わないと敵からの攻撃を受ける隙間をつくってしまう。

兜編

錣を丸く折り曲げるのが、苦労しました。

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